デリケートゾーン【夏の汗と蒸れによるにおいの原因と対策方法】

「夏はとくにアソコの臭いが気になる!」という女性も多いのではないでしょうか。私も夏の体臭に悩んでいました。汗もかきやすいしどうにかしたいですよね。

今回は夏のデリケートゾーンのにおいについて、原因と対策法を紹介します。

1.夏のデリケートゾーンのにおいの元である「汗」の2つの種類とは?

どうして夏は陰部が臭いやすいのでしょうか。その理由は「汗」にあります。基本的なにおいのメカニズムについて確認していきましょう。

蒸れやすいデリケートゾーンに汗をかいてしまうのは仕方ない!?

下着や生理ナプキンなどで、デリケートゾーンはただでさえムレやすい場所です。自分の体のことなので「そんなことぐらい知っているよ」と思う人もいるでしょう。

とくに夏は気温も高いし汗もいっぱい出ますよね。これは、デリケートゾーンの汗腺が活発だからです。脇汗が気になっている女性も多いと思いますが、その脇と同じぐらい汗腺が多いのです。

それに脇やデリケートゾーンの汗は、他の部分と汗の種類が違うため臭いやすい部分なのです。

デリケートゾーンの汗って他とは違うの?

アソコが汗をかきやすく臭いやすいのは、汗腺に特徴があるからです。デリケートゾーンには「エクリン腺」と「アポクリン腺」という2種類の汗腺があります。

汗には2つの種類があった!

エクリン腺との特徴を表におまとめします。

分布する場所 色 におい
エクリン腺 全身 無色 無臭
アポクリン腺 デリケートゾーン・脇・乳輪など 白っぽい ネギのようなにおい

デリケートゾーンは、におい菌が繁殖しにくいように弱酸性に保たれています。これは自浄作用という機能が備わっているからです。

⇒「膣の自浄作用」の詳しい内容はこちらの「膣の自浄作用とは何?デリケートゾーンのにおいやかゆみの原因」のページにまとめましたのでお読み下さい。

エクリン腺の汗は弱酸性ですが、気温の高い夏は汗をいっぱいかくためアルカリ性に変わっていきます。細菌も繁殖しやすくニオイが起こりやすくなります。

一方、アポクリン腺はもともと弱アルカリ性なので、菌にとって居心地の良い環境を作りやいのが特徴です。

つまり汗によってアルカリ性に傾き、菌が増えやすくなってしまうというわけです。

なぜ汗に種類があるの?

先程の表でも紹介したように、エクリン腺は全身にあります。この汗腺には本来お肌を弱酸性に保ち細菌から守る役割や、体温を下げる役割があります。ただし大量の汗はにおいの原因になってしまうので、そこは気をつけなければいけません。

アポクリン腺は、異性を引き付けるフェロモンの役割をしていると言われています。今では体臭は嫌われものですが、昔は相手を認識する手段の1つだったのです。ちょっとびっくりしますよね。

ちなみにすそわきがは、アポクリン腺の汗が原因です。

⇒ 「すそわきが」の詳しい内容はこちらの「「すそわきが」がデリケートゾーンのにおいの原因!?」のページにまとめましたのでお読み下さい。

デリケートゾーンに汗をかいてないのに臭いが気になる場合

暑くて汗をかいていて、ニオイがする時は「汗が原因かな?」と思えますが、汗をかいていないのに臭いがすると「なんで!?」ってなりますよね。

デリケートゾーンは汗に関係なくても、生理や性病などでニオイがすることがあります。体調不良が原因の場合もあるので、軽く見られないのです。

もし汗に関係なく異臭がしたら、原因を調べてみると良いでしょう。

⇒「デリケートゾーンのにおいの原因と対策」の詳しい内容はこちらの「デリケートゾーンにおい【臭いゼロ計画】対策方法とおすすめ商品」のページにまとめましたのでお読み下さい。

ちなみににおいの種類やセルフチェックをする方法も、前にご紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
⇒デリケートゾーンのにおいの種類やセルフチェックをする方法に関する詳しい内容はこちらの「デリケートゾーン【においのチェック方法】ニオイの種類と病気」のページにまとめましたのでお読み下さい。

2.夏のデリケートゾーンの臭いや汗にNG行動とは?原因と対策はあるの?

汗がにおいの原因の1つとわかってもらえたと思います。夏は汗をかきやすいので気をつけたいものです。

続いて日常生活に潜む、陰部のにおいの原因を紹介します。あなたのその行動、もしかしたらニオイやすいNG行動かもしれません。以下のチェック項目に該当する人はとくに要注意です。

・ナプキンをあまり換えない
・スキニーパンツやストッキングをよく履く
・下着のサイズや素材にこだわりがない
・アンダーヘアを放置している
・なんとなく陰部を洗っている
・デスクワークだ
・足をよく組む

それぞれ対策方法が若干違うので、1つずつこまかく説明していきますね。

原因1.生理用ナプキン

夏の生理中ってすごく気になりますよね。経血自体はほぼ無臭ですが、汗と同じように雑菌繁殖でニオイやすくなります。とくに生理中はナプキンでムレやすいので、雑菌の温床になるからです。

ちなみに経血は全部が血ではありません。子宮や膣の分泌液なども含まれています。そのため汗の時とは少し違い、生ぐさいと感じる人もいます。

対策

生理の時はビデで清潔にする、ウェットティッシュで優しく拭き取ると良いでしょう。デリケートゾーンに付着した経血を流すことで、雑菌も増えにくくなるからです。ただし洗い過ぎは自浄作用を弱めるため、適度に利用するようにしましょう。

当たり前のことですが、こまめにナプキンをかえるようにしてください。忙しいとつい忘れがちになっちゃう人もいると思います。おりものシートも同様に、蒸れる前(2時間~3時間ごと)にかえると良いでしょう。

※香りつきナプキンは逆効果!?
最近はフレグランス系のナプキンやおりものシートも売られていますよね。私も初めて使った時、香りでカバーされている感じがしたので、しばらく使っていました。

でも香りつきのナプキンなどは、返ってにおいを強めることもあるので要注意です。体臭とフレグランスが混ざって、何ともいえないニオイになってしまうからです。そのため無香料タイプがおすすめです。

原因2.服装

スキニージーンズやストッキングをよく履く人は要注意です。衣類と密着性が高く、蒸れてにおい菌も発生しやすくなるからです。夏のムレは想像しただけでもニオイがしそうですよね。

対策

なるべく、ゆったりしたボトムスやスカートを履くと良いでしょう。でも仕事上ストッキング着用が絶対という女性もいると思います。ひざ下丈などセパレートタイプやガーターベルトがおすすめです。寒いですが少しはムレ対策になります。

原因3.下着

安ければなんでも良いと、下着選びにこだわりがない人もいるのではないでしょうか。はっきり言います!ちゃんと、サイズや素材にもこだわるようにしてください。

サイズがきついと、密着するためムレやすくなります。ポリエステルやナイロンのように合成繊維は、とても通気性が悪いのでムレを起こしやすいです。

可愛くてリーズナブルな下着は、こういった素材が使われていることが多いです。私も前までそうだったのですが、痒みなどの症状が出てしまい気にするようになりました。

通気性の悪い下着に、ストッキングやスキニーパンツを履くと、さらに陰部は悪臭を起こしやすくなります。

対策

通気性が良い素材を選ぶようにしましょう。おすすめはシルクや綿です。とくにシルクは高級感のあるものが多く、大人っぽいデザインも多いです。

20代以降の女性なら、ワンランク上の女性を目指すのも良いでしょう。履き心地も全然違うので、ぜひ上質な下着にチャレンジしてみてください。

※下着もこまめに交換しましょう
ナプキンと同じように、夏は下着も履きかえるとニオイ対策につながります。汗やおりもので汚れが気になったら交換しましょう。ウェットティッシュで清潔にしてから履くと良いですよ。

原因4.アンダーヘア

意外と盲点なのがアンダーヘアです。アンダーヘアが多い人や長い人は、汗や雑菌でにおいやすくなります。

とくにIラインのヘアは、尿・おりもの・汗などが付着しやすく、悪臭がしやすいです。ひどくなると痒みを起こす場合もあるので要注意です。Vラインも放置していると、毛量が多くなり汗やムレの原因となってしまいます。

対策

どうすれば良いのかというと、アンダーヘアの処理をすればOKです。定期的に電気シェーバーなどで短くしておくと清潔を保てます。

セルフケアが面倒な人は、脱毛サロンやクリニックで脱毛すると良いでしょう。最近はVIO脱毛する人も多いので、ぜひ検討してみてください。

◆ハイジニーナ脱毛もおすすめ
「ハイジニーナ」ってご存知ですか?アンダーヘアをツルツルにする脱毛法のことです。デリケートゾーンの蒸れやニオイが気になる人は、ハイジニーナも考えてみてください。見た目を気にする海外セレブや芸能人のほか、蒸れを気にするスポーツ選手などの男性からも注目されています。

原因5.洗い方

ごしごしとタオルで洗ったり、市販のボディソープを使ったりしていませんか?菌や汚れをきれいにしたいために、つい一生懸命洗いたくなりますよね。でも洗い過ぎは良くないのです。

菌と聞くと悪いイメージがあるけど、自浄作用を保つために働いてくれる良い菌もいます。この良い菌を残すためには、優しく洗うことが大切です。

対策

しっかり泡を泡立てて、手で優しく撫で洗いするようにしましょう。3分間泡パックをしている人もいます。私もよくやっています。

そしてデリケートゾーン専用の石鹸がおすすめです。お肌に刺激がかかる成分が入っていないのが特徴です。最近は専用の石鹸も多く売られているので、自分にあったものを選んで使ってみてください。

⇒「デリケートゾーンの洗い方」の詳しい内容はこちらの「石鹸で洗ってもいい?デリケートゾーンの正しい洗い方の基礎知識」のページにまとめましたのでお読み下さい。

⇒「デリケートゾーンの石鹸」の詳しい内容はこちらの「デリケートゾーン石鹸【におい黒ずみゼロ」おすすめランキングTOP5」のページにまとめましたのでお読み下さい。

原因6.デスクワーク

ずっと座りっぱなしだと、股がムレたり汗をかいたりしてしまいます。あと足を組む人は、組まない人の2倍ムレやすくなると言われています。通気性が悪くなり、温度も上昇しやすくなるからです。

対策

通気性を良くするために足をパカーンと開いて座るのも恥ずかしいので、こまめに立つと良いでしょう。私もデスクワークなので、意識的にお手洗いに行くようにしています。

足をついつい組んでしまうかもしれませんが、においの原因にもなるので、気になる人は組むのをやめてみてください。気づいた時だけ、足を組まないようにするだけでもOKです。姿勢改善にもつながるのでおすすめです。

どうしてもデリケートゾーンの臭いが治らない!そんな人にはデオドラント

原因別の対策を紹介しましたが、手軽にできるにおいケアをほぼ網羅しているといっても良いでしょう。皆にはニオイの悩みを解消してもらいたいから細かく説明しました。

でもセルフケアで出来る対策で、最終手段がまだ残っています。それは「デオドラント」です。紹介した対策をやって駄目だった人は、デオドラントを使うようにしてください。

デリケートゾーン用のデオドラントが売られています。汗やにおい菌にアプローチするだけでなく、保湿ケアも期待できるのが特徴です。陰部専用とだけあって、肌にも優しい成分内容になったものが多いです。

しっかりニオイ対策をしたい人も、専用のデオドラントを一度試してみてください。ちなみに私が使っているのは「イビサデオドラント」です。

⇒「イビサデオドラント」の詳しい内容はこちらの「イビサデオドラント【効果と29人の口コミ」安く買えるのはここ」のページにまとめましたのでお読み下さい。

ワキに使う制汗スプレーをデリケートゾーンに使ってもいいの?

デオドラントが良いと言いましたが、脇用のスプレーで代用してしまう人が多くいます。これだけはオススメできません。

確かに市販の制汗スプレーは、安いしどこでも買えるのですが、デリケートゾーンには刺激が強すぎることがあるからです。

私もまだスキンケアの知識がなかったころ、スプレーをふっていました。そのせいで痒みや黒ずみが酷くなってしまったのです。後から知ったのですが、市販のスプレーには香料や合成物質の入った商品が多いからです。

そもそも脇に使うことが目的の商品なので、安易にスプレーでアソコの消臭ケアをしないようにしましょう。だから、デリケートゾーンの汗やにおいは、専用のデオドラントがおすすめです!

3.におい以外もご用心!夏場のデリケートゾーンに起きる3つのトラブルとは?

夏はデリケートゾーンの体臭が気になるけど、その他にもトラブルが起こりやすい季節です。痒み・あせも・黒ずみなど、起こって欲しくない症状がたくさんあります。

そのため他の季節より、夏は入念にお手入れすることが大切なのです。

トラブル1.夏は汗でデリケートゾーンの痒みが起こりやすい

色々な女性からデリケートゾーンの相談を受けますが、なかでも多いのが「痒み」です。とくに夏は発汗しやすく痒くなりがちです。

でも痒みの原因の1つは乾燥なのです。暑い季節に乾燥ってちょっと意外なのですが、乾燥していると肌が弱くなってしまいます。汗をかくと肌刺激が強まり痒みが起こってしまうのです。

だからデリケートゾーンが痒い場合は、保湿ケアが重要になります。顔の化粧水やボディクリームを塗るのではなく、保湿も専用の商品を使うようにしましょう。先程紹介したような専用石鹸もオススメです。

トラブル2.デリケートゾーンの汗疹も夏に起きやすい

それと汗疹(あせも)も夏に発生しやすいです。やはり発汗が多い時期だからです。首にポツポツと、あせもが出来た経験がある人もいるでしょう。あせもは汗をかきやすい部分に多く出ます。

汗腺が皮脂や汗でつまり、肌の奥で炎症して起こります。そのため、汗腺が集中しているデリケートゾーンもあせもが起こりやすい部分なのです。とくに陰部は皮膚が薄くでデリケートな部分だから、炎症を起こす確率も高いです。

あせもは痒くなる場合もあるため、なるべく作らないよう清潔にしておきましょう。

トラブル3.夏はデリケートゾーンの黒ずみも気になる季節

においや痒み以外にも、よく聞くお悩みは「黒ずみ」です。夏は水着になったり、薄着をするシーズンだったりするので、一段と見た目が気になると思います。

しかも男性も、彼女のデリケートゾーンや乳首の色を気にしている人が多いのです。黒いだけで「遊んでいる」と勘違いされたという人もいるほどです。「黒いけど遊んでいるわけじゃないから」と彼氏に面と向かって言うことも出来たら良いけど、なかなか言えませんよね。

黒ずみケアの場合はにおいケアより、解消するのに時間がかかりやすいです。これは新しい肌に生まれ変わるのに、一定の周期を待たなくてはならないからです。したがって、黒ずみケアは早めのケアをオススメします。

デリケートゾーンの色素沈着のケアも自宅で解消する方法があります。
⇒デリケートゾーンの色素沈着の自宅ケアの詳しい内容はこちらの「デリケートゾーンの黒ずみ【4つの原因と解消法】自宅ケアの手順」のページにまとめましたのでお読み下さい。

4.夏も冬もデリケートゾーンのにおいケアをした方が良い!?

汗をかきやすい夏はにおいも起こりやすい時期です。今回は色々詳しい対策方法を紹介しましたが、「汗をこまめに拭く」「健康的に生活する」の2点が基本となります。清潔にしておけば雑菌が繁殖しにくいし、体が強ければ菌に対抗する力も備わるからです。

だから根本的に臭いに強いカラダづくりを、まずはしてもらいたいです。それでも治らなかったら、石鹸やデオドラントなどを始めてみても良いでしょう。

夏に限らず冬の体臭ケアも忘れず行ってください。冬はストッキングや重ね着、暖房などでムレが起こりやすい季節だからです。

つまりデリケートゾーンのにおいケアは、1年中やっておくのに越したことはありません。ちょっとでも体臭が気になる人は、今からニオイケアを始めてみても良いでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です